9月上旬、たまたま妻の誕生日と娘の学校の臨時休校日が重なりましたので、家族で日帰り温泉旅行に行ってきました。

ウブドからおよそ1時間半ぐらい、キンタマーニ高原のバトゥール山麓にあるトヤ・ブンカの温泉です。途中、みかん畑の広がる道でみかんを買って、食べながらドライブして、お昼前に着きました。家を出る時、ウブドの辺りは曇りでしたが、トヤ・ブンカのお天気は晴れ晴れ、やはりバリの天気は、地域によって違いますね。周りの景色もウブドとは全く違うので、ちょっと観光客になったような気持ちになりました。


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みかん畑


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みかん。
妻はいつものように「日本のみかんの方が美味しい。。。」と嘆いていましたが、
私には甘くて美味しいと感じられて、娘と一緒にパクパク食べました。
 

温泉に着きましたら、まずは入場料を払います。料金にはタオル、更衣室、東屋やロングチェアの使用料、シャンプー、ドリンクが含まれています。タオルを借りる際は、1枚につきデポジットをRp20.000預けないといけないのですが、もちろんタオルを返しましたらお金は戻りますので安心して下さい。


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インドネシア人や在住ビザを持っている外国人のための別の料金もあります。
窓口で確認して下さい。インドネシア人向けの料金には、食事は含まれていません。

 

この温泉のいいところは、湖ヴューなところです。「日本の露天風呂でも、こういうロケーションはなかなかない」と、特に妻が大喜び。日本の温泉とは違って、水着を着て入らなければなりませんので、温泉というよりも、温かいプールという感じです。妻によると「お湯はなんか薄いけど、外の空気がひんやりしていて、お湯がぬるめだから長く浸かっていられる」という感想でした。


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目の前がバトゥール湖です。
 

妻は浅瀬の子供用温泉プールが気に入ったそうです。お湯の温度が少しだけ熱くて、座るとちょうどお湯が肩のところまできて、「日本の銭湯みたい」だと喜んでいました。この子供用プールに浸かっているのは、ほとんど大人ばかりでした。小学生の娘は、泳げる深さで水温がもっと低い、大人用温泉プールの方が、「本当のプールみたい」で気に入ったみたいでした。妻と娘とで、求めているものが違ったんだと思います。


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子供用は日本のお風呂ぐらいの深さ、
大人用は身長125cmぐらいの娘がどうにか顔を出せる深さ、
かなり深いプールは底が斜めになっていて場所によって深さが違いました。

 

最初に1時間半ぐらい温泉に入って、その後は現地の湖で取れた淡水魚(ムジャイル)を食べることにしました。温泉にレストランがありますので、そこで注文して、東屋に持ってきてもらって食べました。こういうところの食事はあまり美味しくないことが多いですので、期待していませんでしたが、思ったより美味しかったです。新鮮な魚って味が違いますね。でも白いご飯がちょっと冷めやすくって残念でした。山の風って寒いものですから、仕方ないですね。


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お魚は焼いてもらいましたが、
カレー煮にもできまして、そちらの方がこの魚には合っていたかもと思いました。


 
ランチの後また温泉に入って、そのまま夕方まで過ごしました。日本から来た観光客の人にとってどうかはわかりませんが、バリ島に長く住んでいる妻はここがとても気に入ったようで、また来たいと言ってました。私はこのセリフを聞いてホッとしました。帰りにウブドの日本食レストランで食事をして、カキアンでケーキを買って祝う事にしました。いつもそばにいて、色々と手伝ってくれてありがとうね。これからもよろしく。


by Kadek Sujana (Assistant: AYAKO)