私達インドネシア人は基本的にチキンが大好きな民族です。イスラム教徒が豚肉を食べないのは有名ですし、バリ・ヒンドゥ教徒も一部の人は牛肉を避けますので、インドネシア人を食事に誘いたい場合は、チキン料理が無難だと思います。そういえば、インドネシアのマクドナルドで人気のメニューは、ハンバーガーではなくて、フライドチキンとご飯のセットです。

今回は、美味しいチキン料理のお店をご紹介いたします。お店の名前は「Rumah Makan Taliwang」といって、若鶏の丸焼き(アヤム・バッカール)を出すお店です。場所はギャニャールのハーディース・スーパーマーケットからバイクで2分ぐらい東へ行ったところ、アルジュナ石像と橋の後ろにあります。いつも現地の人で混んでいて、とても繁盛しています。


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 アヤムバッカール・タリワンというのは、ロンボック島のお料理らしい、です。


このアヤムバッカール・タリワンは、若鶏を丸ごと色んなスパイスを漬け込んで、椰子の殻の炭を使って燻し焼きにする調理方法で、スパイスの刺激に燻製のような炭の芳香が絶妙に入り混じって、とても美味しいです。


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若鶏を開いて竹串に刺して揚げてから、スパイスのタレに浸します。
興味のある方は、インドネシア語のレシピがこちらのサイトで見られます。



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それをさらに、炭火で燻し焼きにするという、手間のかかった料理です。


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完成。頭を丸めた状態の姿焼きです。頭その他の部分は犬へのお土産にお持ち帰りしました。。。


チキンにつけるサンバル(チリソース)、カンクンのプルチン(空芯菜のスパイス和え)が一緒についてきますが、このプルチンのスパイスがバリの普通のプルチンとは一味違っていて、スパイシーなサラダのような感覚でモリモリ食べることができました。サンバルは辛いのですが、ケチャップマニスという甘いお醤油を好みで加えますと、ほどよい具合に甘辛な味になって、食べやすくなります。ケチャップマニスはテーブルに置かれていますので、自由に使えます。


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プルチンは一見したところ、普通のプルチンに見えますが、香ばしく炒ったピーナッツの下にスパイシーなフレッシュトマトソースがかかっていて、これが妻曰く「なんだか明太子みたい」な個性的な風味で美味しく、エスニックサラダとしてレストランでも出せそうな感じです。

 
残念な点は、チキンが若鶏ですのでお肉があまりついていなかったこと。。。 でもとても美味しかったので満足しました。若鶏を丸ごと一羽、サンバルソース、プルチン、エスジュルック(オレンジジュース)でワンセット Rp 45.000/1人前でした。ローカル向けのお店としては高めの部類に入りますが、それでも大繁盛しているのは、それだけ美味しいからだと思います。インドネシア人の家族連れが、次々と来店していました。駐車スペースも十分にありますし、ギャニャールの市場やハーディースからも近いですので、ギャニャールに行かれた時にはお試しになってみて下さい。


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お店の外観。意外と広くて、屋外にも席があり、どこかでの儀式の帰りらしいバリ人の家族連れが大勢来ていました。


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お店の中。レセハン(お座敷タイプ)の席もあります。 



by Kadek Sujana(アシスタント:Ayako)